ここ数年、コニャックブラウンとかコーヒーブラウンなどと称して茶褐色のダイヤモンドを割と高い価格（無色のダイヤかそれ以上）でアクセサリーとして売られていますが、これら茶色いダイヤはただ同然で評価が低いため、かつては工業用に使われ宝飾用に使われることはありませんでした。
ところがきれいなデザインの枠に入るとそれなりに見えますが、我々質屋の評価はとても低いのです。たとえ１カラット、傷もあまりなくても数万円程度です。
１カラット、VS1、Gカラー、カットGoodの石が４０万円位だとして１０分の一以下でしょう。
もともと、ダイヤモンドの価値は無色透明であることなので、天然のカラーダイヤ以外は変わった色のものは避けた方が無難でしょう。